
倉庫や工場のコンクリート床、経年でヒビが入ったり段差ができたりして、台車の車輪が引っかかる…という悩みはありませんか。
床がデコボコのままだと、台車やカゴ車を押すたびに振動や引っかかりが起こり、荷物の運搬に余計な時間や体力がかかってしまいます。また、積み荷が崩れたり、作業者が足を取られたりするリスクにもつながりかねません。
床全体を業者にリフォームしてもらうとなると、それなりの費用と工期がかかってしまうため、「気になる部分だけでも自分で直せないか」と考える方も多いのではないでしょうか。
このページでは、実際に私が自社倉庫のコンクリート床の凸凹補修をDIYで行った様子を、写真付きで詳しくレポートします。
「床の凸凹はDIYで直せるの?」と疑問をお持ちの方に、参考になる内容です。

今回補修したのは、資材や商品を保管している自社倉庫の搬入通路です。長年の台車やカゴ車の往来で、コンクリート床の一部が欠けたり、穴が開いたりしていました。
一斗缶など重量物を運ぶことも多いため、台車が通るたびにガタついてまっすぐに通行できず、作業効率が落ちていました。また、荷崩れや作業者がつまずいたりしないかという心配もありました。
そこで、コンクリート床の穴埋め・段差補修・不陸調整に対応した「フロアトップアクア ユー二クス」で補修をやってみました。
塗装した倉庫のコンクリート床の条件は次の通りです。
・補修対象は台車の通行が多い通路部分
・下地はコンクリート(土間)。目地部分に段差があり、部分的に欠けや小さな凹みもある
・構造的な問題はなく、表面の凸凹のみが気になる状態
実際に行った施工手順をご紹介します。
まず、ゴミやホコリを掃除します。
ゴミの上から塗装すると、ゴミごと塗装がはがれてしまうので、凹凸に入り込んでいる砂埃もワイヤーブラシなどを使ってていねいに掃き出します。

下塗り塗料「フロアトップアクアプライマー ハエレオ」を塗装します。くぼみに塗料が溜まっていないかよく確認しながら、まんべんなく塗っていきます。
塗装後、2時間程度乾燥させます。

下塗り塗料が乾燥したら、いよいよユー二クスの塗装です。
まず、主剤と硬化剤をよく混ぜ合わせます。粘度が高い塗料のため、必ず「電動撹拌機」を使用して混ぜます。
混ぜ合わせた後の使用可能時間は10〜15分。すみやかに塗装作業に移ります。

塗装する箇所に混ぜ合わせたユー二クスを直接垂れ流し、自在ホウキ(掃除用のT字ホウキ)で平らになるようにならします。
コツは、拭い取るように塗装しないことです。膜を厚くするため、あまり力を入れず表面をそっと平らにするように塗り広げていきます。

施工後12時間で完全硬化。台車やフォークリフトなど、重量物の通行も可能です。

▼BEFORE

▼AFTER

T字ホウキでの塗装ってどんな感じなんだろうと思っていましたが、立ったまま作業できるのでラクですし、あまり難しくは感じませんでした。
荷物の搬入などでよく使う通路だったため、昼過ぎから作業を始め、半日ほどで作業を終えることができました。
翌日から通常どおり台車や車での通行が可能になり、作業を止めることなく施工することができました。
塗装後は、台車を押すたびに感じていた引っかかりや振動がなくなり、荷物の運搬がスムーズになりました。
段差でカゴ車がガタつく心配がなくなったことで荷崩れのリスクも減り、作業の負担も軽くなったと感じています。
業者に床全体の塗装を依頼すると高額になりがちな中、気になる部分だけを自分で直せたことは、費用面でも大きなメリットになりました。
▼検証動画
実際に台車を通行させて、凹凸の解消効果を検証した動画です。ユーニクス施工部分は、滑らかに通行できていることがわかります。
今回使用した塗料と道具は以下よりご注文いただけます。
