油が染みついた床はそのまま塗料を塗ると剥がれの原因になってしまう為、清掃して油汚れを落とした後、油面専門の下塗り塗料を塗る必要があります。 また、工場や倉庫はフォークリフトなどの重量物が通行することが多いため、より耐久性に優れた専用の床用塗料を使用します。
そんな油面でフォークリフトなどの重量物が通行する工場床の塗り替え塗装におすすめの【水性速乾】タイプの塗料セットです。 油汚れがひどい床でも、塗料との密着性を高めてくれる油面専用下塗り塗料「フロアトップアクア 油面プライマー」と 水性ながら、重量物やフォークリフト通行・駐車スペースやガレージにも塗装可能な「フロアトップアクアフォルティス」がセットになっています。
また、塗装後１時間で歩行・８時間以上で重量物通行が可能なため、塗装後なるべく早くフォークリフトを使って作業を再開させたい方におすすめ。 臭気を避けたい場合や、あまり塗装に慣れていない方でも塗りやすいセットです。
高発色カラーからくすんだ色味まで 「基本色」
画面上で表示されている関係で、実際の色味とは少々異なる可能性があります。
アトミクスが設定している基本色の色見本です。
黄色やライムグリーンなど高発色のものから、アメリカングレー等くすんだ色味まで幅広いカラー展開です。
#9サマーグリーン/#10ディープグリーン/#11グリーン/#15ライムグリーン/#21アメリカングレー/#27ナチュラルグレー/#31スパニッシュブラウン/#40ベージュ/#50アイボリー/#60スカイブルー/#80ホワイト/黄色
無機質でシックな床にしたい方に 「N系色」
画面上で表示されている関係で、実際の色味とは少々異なる可能性があります。
・汚れが目立ちにくい床にしたい
・倉庫や工場を落ち着いた清潔感のある印象にしたい
・床をグレーや黒で塗装したい
という方には、N系色がおすすめ。汚れが目立ちくく掃除が楽なグレー系や、塗るだけで高級感を演出できるブラック系等取り揃えています。
N-10,N-15,N-20,N-25,N-30,N-35,N-40,N-45,N-50,N-55,N-60,N-65,N-70,N-75,N-80,N-85,N-90,N-95
迷ったらこれ！当店スタッフが考えた「タカラ塗料オリジナル色」
画面上で表示されている関係で、実際の色味とは少々異なる可能性があります。
タカラ塗料スタッフが調色し、実際に床に塗装して色味を調整しながら考案した「タカラ塗料オリジナル色」です。
メーカー基本色にはない絶妙な色味で、どんな場所でもおしゃれにキマります。 どのカラーで塗装しようか悩んでいるという方は、タカラ塗料オリジナル色がおすすめです。
カラー展開は、随時追加していく予定です。
ストックグレー,エントランスグリーン,ダスキーチャコール
・油面用下塗り塗料「フロアトップアクア油面プライマー」...6kg(主剤2kg・硬化剤4kg)
・床用塗料「フロアトップアクアフォルティス」...3.6kg(主剤4kg・硬化剤0.4kg)
・マスカー...2つ
・マスキングテープ....3つ
・中長毛7インチローラーハンドル...2本
・中長毛7インチローラーカバー...4つ
・継ぎ柄(ジョイント)...2本
・耐水ペーパー#320...10枚
・筋交い刷毛70mm...2本
・バケット型下げ容器セット...2個(内容器4つ)
・手袋...2組(サービス)
・油面用下塗り塗料「フロアトップアクア油面プライマー」...12kg(主剤4kg・硬化剤8kg)
・床用塗料「フロアトップアクアフォルティス」...13.5kg(主剤12kg・硬化剤1.5kg)
・マスカー...3つ
・マスキングテープ....3つ
・マスキングテープ....6つ
・中長毛7インチローラーハンドル...4本
・中長毛7インチローラーカバー...8つ
・継ぎ柄(ジョイント)...4本
・耐水ペーパー#320...20枚
・筋交い刷毛70mm...4本
・バケット型下げ容器セット...4個(内容器8つ)
・手袋...4組(サービス)
・油面用下塗り塗料「フロアトップアクア油面プライマー」...6kg(主剤2kg・硬化剤4kg)
・床用塗料「フロアトップアクアフォルティス」...3.6kg(主剤4kg・硬化剤0.4kg)
・油面用下塗り塗料「フロアトップアクア油面プライマー」...12kg(主剤4kg・硬化剤8kg)
・床用塗料「フロアトップアクアフォルティス」...13.5kg(主剤12kg・硬化剤1.5kg)
| 金額 | 納期 | 概要 | ||
| 床塗装に必要な道具類まで全て入ったタイプ | 14�屮札奪� | 00,000円 | 塗料類...1週間 | 塗料と道具は別々に到着します |
| 道具類...3日 | ||||
| 50�屮札奪� | 00,000円 | 塗料類...1週間 | ||
| 道具類...3日 | ||||
| 下塗り塗装＋上塗り塗料のみのタイプ | 14�屮札奪� | 00,000円 | 1週間 | |
| 50�屮札奪� | 00,000円 | 1週間 |
床塗装に必要な道具類まで全て入ったタイプは14�屮札奪�00円、50�屮札奪�00円、下塗り塗料+上塗り塗装のみのタイプは14�屮札奪�00円、50�屮札奪�00円
棚や荷物等、なるべくどかせるものはどかしてから作業を行います。 油用のアルカリ性洗剤か中性洗剤を使って、まずは塗装予定の床の油分を出来る限り落とします。 軽く水を巻いた後、洗剤を床に垂らしブラシなどでこすります。 その後洗剤のぬめりが無くなるまで水で十分に洗い流し、床面に水気が一切なくなるまで換気をしながら十分に乾燥させます。 最低でも半日は乾燥させることが望ましいです。 十分に乾燥していない状態で塗ってしまうと塗料の剥がれや膨れとったトラブルに繋がりますので、出来れば塗装予定の前日までに水洗い掃除しておくことをおすすめします。
＜注意点＞
・酸性の洗剤は使用禁止
コンクリート床の成分はアルカリ性になるため、酸性の洗剤が使用できません。誤って酸性の洗剤を使用すると、コンクリートの本体を傷つけてしまいます。コンクリート床の掃除には、必ずアルカリ性洗剤か中性洗剤を使いましょう。
・油分は出来る限りしっかり落とす
油面用の下塗り塗料を塗るといっても、油汚れをしっかり落とさなければ塗装後高確率で剥がれてしまいます。
所要時間：２時間
塗料がついてほしくない箇所をマスキングテープやマスカーを使って保護します。 マスキングテープは床に面した壁の際等細かい部分に使用します。マスカーは、テープとビニールが一体になっている物なので、広範囲の壁や動かせない機械の保護などに使えます。
所要時間：30分
既に塗料が塗られている床面と新しく塗る塗料の密着性をよくするために、300番から380番程度の比較的荒い番手の耐水ペーパーで床面をやすります。 300番より荒い耐水ペーパーを使用すると、床に深めの傷が入り、上から塗料を塗った際に浮いて目立ってしまう可能性があります。 また、特に広い面積を塗装する場合は、サンダーを使うのが望ましいです。なければ手作業でやすり掛けを行ってください。 やすりの工程を省いてしまうと、特に今塗られている床面が油性塗料で光沢が強い床の場合、新たに塗装した塗料がひっつかず剥がれの原因となってしまいます。
元の床素材が見えるほどやする必要はなく、目安は床面が白くなり少し艶が消える程度で十分です。 やすり終わったら、発生した粉を水拭きでしっかり拭き取り、水気が無くなるまで乾燥させます。
所要時間：サンダー使用の場合は１〜２時間程度、手の場合は3〜4時間程度
すでに塗装されている面と、新しく塗る面が引っ付きやすくなるように下塗り塗料を塗っていきます。 ここからの作業は、手が汚れないようゴム手袋をして行ってください。
フロアトップアクア油面プライマーは主剤と硬化剤を混ぜて使用する水性の２液性です。混ぜる割合は【主剤:硬化剤＝1:2】です。 今回の塗装ですべて使い切る予定の方は、届いた缶に直接いれて混ぜますが、 日にちを分けて作業を進めたい方や少量ずつ使いたいという方は、主剤・硬化剤をそれぞれ別容器に移してから使用してください。
主剤と硬化剤を上記の割合で入れたら、蓋を閉めてしっかり振って混ぜてください。 四隅など細かい部分は刷毛で、広い面はローラーを使って１度塗りします。 【塗装後3時間程度乾燥させてください。(乾燥時間は気温によって異なります。下記施工手順書をご覧ください。)
＜床に割れ目があり、埋めてから塗装したい場合＞
床にひび割れや大きな凹凸があり平らにしてから塗装したい方は、「フロアトップアクア油面プライマー」を塗装した後に使う床用パテもございます。
床用パテはこちら
所要時間：3時間30分
下塗り塗料が完全に乾いたら、フロアトップアクアフォルティスを塗装していきます。 フォルティスは２液型で、主剤と硬化剤に水を混ぜて使用します。フォルティスの混ぜる割合は【主剤：硬化剤：水＝12：1.5：1.5】です。 今回の塗装ですべて使い切る予定の方は、届いた缶に直接いれて混ぜますが、日にちを分けて作業を進めたい方や少量ずつ使いたいという方は、別容器で分量を測りながら混ぜる必要があります。使いたい容量(主剤・硬化剤・水を混ぜた後の量)が全て入る蓋付き容器を一つ用意してください。
A. 水と硬化剤を混ぜる
今回の塗装ですべて使い切る予定の方は、上記の割合で硬化剤の缶に水を入れ、蓋を閉めてよく振って混ぜます。日にちを分けたい・少量ずつ使って塗装したい方は、計量器を使って上記の割合で別容器に硬化剤を入れてから、水を入れ蓋を閉めてよく振って混ぜます。使わない硬化剤は都度蓋を閉めて、主剤や水が少量でも入らないようにしてください。
B.Aで混ぜたものを主剤に混ぜる
硬化剤と水を混ぜたものを、主剤の缶に入れて蓋をしよく振って混ぜます。日にちを分けたい・少量ずつ使って塗装したい方は、Aで混ぜた容器の中に主剤を入れて混ぜます。硬化剤と同じく使わない主剤も、都度蓋を閉めるようにしてください。
全て混ぜ終わったら、床塗装がしやすいようバケット型下げ容器に流し込んで小分けにします。
�イ悩�ぜたものを使って塗装していきます。 床にフォルティスを垂らし、ローラーで伸ばすように塗ります。四隅など細かい箇所はタカラ特製平刷毛40mmか70mmの刷毛を使うと塗りやすいです。 床は、出入り口から一番遠いところから塗り始めるのがおすすめです。
１度塗り目で全て埋めるように完璧に塗る必要はありません。塗りムラがあっても気にせず全体に塗装しましょう。 １度塗りが終わったら、１時間乾燥させます。完全に手に付かなくなるまで乾いたら、２度塗り目を塗ってきます。 塗りムラを消す様に上から塗り重ねましょう。基本的に２度塗り目でムラなく色がキマりますよ。 ２度塗り目が終わったら、１時間乾燥させましょう。
＜注意点＞ 「フロアトップアクア油面プライマー」で使用したローラーとは別のものを使用するのが望ましいです。 下塗り塗料と上塗り塗料が混ざってしまうと、ジェル状に固まり塗装が出来なくなります。 もし油面プライマーで使用したローラーを使いたい場合は、しっかり洗剤と水で洗い流し乾燥させた後使ってください。
＜塗料を塗った面の直射日光による色褪せを防ぎたい、艶を抑えたい場合＞
・塗料を塗った床面が、直射日光が当たる場所で退色が心配
・艶消しから３分艶程度まで艶を落ち着かせたい
という方には、「フロアトップアクアフォルティス艶有/艶消しクリヤー」もございます。 このクリヤーは、どちらもUVカット機能があるため、退色を抑制することが出来ます。またつや消しクリヤーは、艶を抑えマットな質感に仕上げることが出来ます。
フォルティス艶有/艶消しクリヤーはこちら
所要時間：3時間30分
１時間以上乾燥させたら、マスキングテープやマスカーをゆっくり外しましょう。 剥がした際、塗料が塗れていなかった部分はタカラ特製平刷毛40mmの刷毛やその他細い筆で塗ります。
所要時間：30分
塗装後１時間乾燥させれば歩行が可能になります。どかしていた棚や重たい荷物を戻したり、フォークリフトの通行をしたりするには最低8時間は乾燥させてください。 十分に乾燥していない状態で重量物を乗せたり通行してしまうと、へこみや割れ、剥がれなど様々なトラブルにつながります。
・5度以下の場合には塗装を避けてください。
・降雨・降雪・高温(85％以上)・高温時及びその恐れがある場合には、塗装をさけてください。
・下地処理・下地調整は、塗料の付着力を決定する重要な工程です。施工仕様書などをよくお読みの上、十分に注意して行ってください。
・下地が塗れている場合は、十分に乾燥させてから次の工程に着手してください。
・塗装中・乾燥中は換気をよく行い、火気取扱いは厳禁にしてください。
・二液型塗料の計量は、はかりにて行い、可使時間にも十分注意して塗装してください。
・フォルティスには、必ず水混合が必要です。
・水を混合した硬化剤は、反応が進むため保管は出来ません。すぐにご使用ください。水を混ぜた状態で密栓すると炭酸ガスが容器内にたまり、膨張し内容物の噴出などの事故につながりますのでご注意ください。小分けする場合は、必ず必要量のみをはかってから水を混合してご使用ください。
・塗料を小分けする場合は、小分け前に十分撹拌し均一にした後、主剤・硬化剤・水の混合比を守るようにはかりで正確に測りとり混ぜてください。
・材料混合の際、床面に主剤・硬化剤の材料がこぼれた際は、必ず拭き取ってください。その上に混合した材料を塗り重ねると、未硬化を起こしますのでご注意ください。
・可使時間を超えた材料の使用は物性を著しく低下させますので、使用しないで下さい。
・塗装中に休憩する場合は、可使時間を考慮してください。休憩の際、塗装具は混合した材料につけて置いてください。
・湿度が高い時、気温が低い時は乾燥が遅れる場合があります。
・養生時間：歩行開放1時間 重量物開放8時間(気温23度・湿度50％の場合)
・開放時間は風通しや水分の揮発状況により、遅くなることがあります。特に、低温・高湿度・通期が悪い状況では遅くなります。高音質や通気が悪い環境の場合、送風機利用による壁の循環や寒気の徹底をお願いします。
・小分けして残った材料は、蓋を完全に閉め、直射日光や−5℃以下の場所を避けて寒気の良い冷所で保管してください。
・からの硬化剤容器は穴をあけておくか、蓋をせずに廃棄してください。
・新設コンクリートは最低4週間以上の養生が必要です。素地コンクリートに水分が多い場合は塗装を避けてください。塗装前に素地面にポリシートを貼り付け、翌日素地面が黒くなったり、ポリシート内面に水滴の付着がない事を確認した後塗装してください。
・普通コンクリートにおいて、レイタンス、エフロレッセンス等をポリッシャーサンダーなどで完全に取り除いてください。
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